日本の父の日は6月の第3日曜日、アメリカに倣ったものといえます。では日本やアメリカ以外の国で父の日はどうなっているでしょうか?
父親に花などのギフトを贈って感謝の気持ちを伝える記念日は日本・アメリカだけでなく、イギリスやドイツ、イタリア、ブラジル、台湾、韓国など、世界中のいろんな国で行われています。母の日はあっても父の日はない国としてロシアなどがありますが、父の日がある国の方が多いようです。6月の第3日曜日が父の日という国が多数派ですが、オーストラリアでは9月、スウェーデンでは11月、ブラジルでは8月、イタリアでは3月に父の日があります。
いつが父の日かだけではなく、その内容も国ごとに由来や宗教、文化によって異なります。
ドイツでは父の日は昇天祭の日(祝日・復活祭から5週目の木曜日)であり毎年日付は異なります。この日に若いお父さんたちに父親のとしての作法を教える風習に端を発しているため、家族で祝うものではなくお父さん同士が仲間と出かけてお酒を飲みまくる日となっています。韓国では母と父を合わせた「父母の日」が毎年5月8日に祝日となっています。元々は母の日だけがあったのですが、父の日がないのは不公平だと議論となり「父母の日」に改められたそうです。フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンでは父の日は11月の第2日曜日。11月父の日が制定されたきっかけは、11月に大きなイベントや祝日がなかったから。
意味合いや過ごし方など国によって異なる父の日ですが、お父さんに感謝の気持ちを伝えるというコンセプトは共通しています。「元気で頑張ってね」の気持ちを込めて栄養価に優れたスタミナ食うなぎを贈ってみたらいかがでしょうか。