- 2017.12.28
- 静岡の「食」
とても特徴的な静岡県の日本酒、酒造会社のご紹介。高島酒造・富士正酒造
おはようございます。大五うなぎ工房うまいもの発見隊の小山です。
下の写真は、今朝、2017年12月28日の午前6時45分、安倍川にかかる橋の脇から、静岡市街地を撮影。日の出前、空気がピシッと冷えていて、耳は痛いですが気持ちいいです。右の橋は安倍川橋、旧・東海道です。江戸時代には橋はなく、写真の橋は大正時代に架けられたものです。この橋を渡った本通沿いに、大五グループの本社があります。
昨年末は暖冬長雨でしたが、今年はかなり寒いですね。北日本・北海道は爆弾低気圧が発生し大荒れとの事、お見舞い申し上げます。東日本、西日本は雨が降らない影響か、インフルエンザの罹患者が急増しているとか。いよいよ年の瀬も押し詰まって参りました。どうか皆さま、ご自愛くださいませ。
さて、上の写真は大五うなぎ工房の「うなぎの白醤油焼」です。鰻と言えば甘辛の蒲焼が一般的ですが、こちらはかつおだし、白醤油で作った秘伝タレで焼いたもの。タレに甘さがない分、鰻の脂や甘みや、ふっくらとした身の淡白な美味しさがストレートに楽しめます。この白醤油焼にサラサラと綺麗な吟醸酒をあわせるのもいいですが、ボディのしっかりした日本酒に合わせると、口に広がる旨味の相乗効果がグンと高まります。
この日は富士宮市の富士正酒造『富士正 げんこつ 辛口純米』『富士正 しぼりたて純米無濾過 生原酒』に合わせました。富士正酒造の酒はここ数年、質がグングン向上しています。もともとあった骨太感を残しながら、雑味を削る方向を目指しているように思います。また、燗あがりする酒質も意識しているように思う。富士正酒造は静岡県内の酒蔵の中でも、かなり特徴ある酒造会社になっていくのではないか・・・そんな予感が強くします。若い造り手たちが活躍する、注目の静岡県の酒造会社、地酒蔵です。
静岡の地酒蔵、酒造会社の中で、非常に特徴的でユニーク(唯一・独自)な存在として知られているのが、沼津市の高嶋酒造です。上の写真は、『ラ・カンティーヌ スモークサーディン エクストラバージンオイル』とクラッカーを、高島酒造『白隠正宗 誉富士 特別純米』の燗酒で楽しんでいるところ。高島酒造のお酒は和食・洋食を問わず、魚介との親和性がものすごく高いのです。料理に合わせてお酒の温度を変える、そんな楽しみ方を教えてくれたのも、高島酒造さんのお酒。皆さまにぜひぜひお試しいただきたい、静岡県の日本酒、酒造会社のひとつです。
皆さまが良いお年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
今年一年お世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。
大五うなぎ工房うまいもの発見隊
≫お年賀や内祝いなど贈り物に!全国新酒鑑評会受賞酒&国産極上うなぎセットはこちら