うなぎに山椒をかける理由とは?もっと美味しくなるうなぎ蒲焼

今年の梅雨は寒い日が多く、どんよりな天気でイマイチまだ「夏」という感じがしませんが、そろそろ梅雨明けの気配が。
梅雨明け後は、一気に猛暑になる予報も。
体調を崩さないように気を付けたいですね。

うなぎ蒲焼

暑くなると、夏バテ防止に食べたくなるうなぎ。
夏場で食欲が落ちても、うなぎだったら食べたいな~という人も多いのでは?
うなぎのタレの香りが食欲をそそるんですよね!うなぎ食べたい!

元々、暑い時期を乗り切るために栄養価の高いウナギを食べるという習慣は、万葉集にも詠まれるほど古くからあるそうです。
1000年以上前から、滋養強壮としてウナギが食べられていたのはとても興味深いですね!

大五うなぎ工房のうなぎ蒲焼は、うなぎの質によってタレを変えるなど味付けにこだわっているので、そのままでも十分に美味しいです。
でも、うなぎ蒲焼に忘れちゃいけないのが「山椒」です。

山椒の実

小粒でもピリッと辛い山椒

なぜ、うなぎには山椒なのでしょうか。

うなぎに山椒をかける文化は、室町時代には始まっていました。
山椒は漢方薬としても用いられ、胃腸を温め消化を助ける効果があるそうです。
だから、栄養豊富で脂ののったうなぎ蒲焼と、山椒との相性はピッタリ!
山椒のピリッとした辛さや爽やかな香りが、うなぎの美味しさをより引き立ててくれるので、脂がのっているのにさっぱりいただけます。
また、抗菌作用もあるため食中毒予防にも。
昔の人の知恵は素晴らしいですね。

山椒大五うなぎ工房の山椒は、熟する前の青いうちに収穫して臼で粉末にするため、非常に香り高いものになっております。
普通の山椒より風味と辛みが強いので、少しずつお好みでかけてみてください。

うなぎ蒲焼を裏返して、皮側かご飯にお好みの量の山椒をかけて、元に戻してからいただくのもオススメ!
お口に入れて噛みしめると、まずうなぎの美味しさが広がり、次いで山椒の香りがふわ~っと…
想像するだけでお腹がすいてきました。

今年の「土用の丑の日」は7月27日(土)
先人たちの知恵に倣い、美味しいうなぎを食べて暑い夏を乗り切りましょう!

土用の丑の日

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